#100 これであなたも学長のファンになってしまうかも 記念すべき100回目は大物の登場です……!

「学生時代は、高校の野球部の監督をしていましたね。大学生監督だったけれども、本気で甲子園を目指して指導していたんですよ。」
何十年も前のことだけど……、と照れ臭そうにお話ししてくださったのは、わが大学の曄道佳明学長です。

(ネクタイはスクールカラーのものを。校章のバッチもご着用。公式な立場で活動する際には、ネクタイの色等を意識しているそうです。)


学長にお会いできるなんて……!しかも今日(インタビュー日:2/14)はバレンタイン!
これはチョコレートを渡さなければと、自分の彼氏よりも先に、初めて会う学長にバレンタインの品を渡す私。
「いつもお世話になっていますので……。」といってお渡しすると、
「本当にお世話になってる~?(笑)」
と言いながらも快く受け取ってくださった学長。ああ素敵なおじさまと感動してしまいフリーズしかけるものの、本来の目的を引っ張りだし、素敵な学長に関するインタビューを頑張ってやってきました。また皆さんと学長のかっこよさを共有したいので、ぜひ読んでいただきたいのであります。

 


<「学長」のお仕事について>
2017年4月から第16代学長に就任された曄道佳明学長。
(読み方は、「てるみち よしあき」学長です。ファンになるための第一歩。確実に押えておきましょう。)
学長は上智大学を代表し、学生の修学や生活支援、研究の促進等を統括することが主な業務であるそうです。
さて、具体的にはどのようなことなのでしょうか。

例えば、上智大学は、交換留学や海外研修、インターン等が非常に充実している環境にありますよね。
私たちの学生生活には、多くの組織が関わっています。留学であれば学部・学科やグローバル教育センターなど。各組織において、私たちの環境をさらに良いものにするために、お仕事をしてくださっています。
そしてこのような沢山の組織をつないで、新しいものを作る先導役を担っているのが学長なのです。

国内はもちろんのこと、海外の大学や様々な機関との関係も重要視されている学長。
このインタビューの翌日からもニューヨークへ出張に行くそうで、
「学長同士で話をすると、スムーズにまとまるんですよ。」
と、さわやかな笑顔で話すその表情がはぁ、かっこいい。ご自身の行動力と、学生への熱い思いが垣間見えました。



<研究内容について>
上智への熱い思いをお持ちの学長ですが、実は上智大学のご出身ではありません。
慶應義塾大学理工学部機械工学科ご出身の理系慶應ボーイなのです。
慶應ボーイで野球部の監督とか絶対モテモテだっただろうなぁ。学生時代は毎年食べきれない位バレンタインもらっていたのだろうなぁ……いや、今もそうか。なんて一瞬脳内トリップをしてしまい、反省。


現在は学長の職務もある中で、上智大学理工学部機能創造理工学科の教授を務めています。
さらには研究室も持っているというから驚きです。
「主に、運動解析をコンピューターシュミレーションで行っています。具体的には、地震が起きた際の新幹線の動きについて研究していて、事故を防ぐ取り組みを行っています。JR東海との共同研究で脱線を防ぐガードレールの設置に大きく関わってきました。」
物理基礎で知識が止まっている筆者にも分かりやすく、簡単に説明をしてくださる優しい学長は、
「ゼミ生たちが非常に私の職務に理解を示してくれていまして。今も定期的に研究室としての発表を出せている。だから私は、今も胸を張って研究室を持っていると言えるのです。」
周囲の人への感謝を忘れない方なのです。



<上智への思い>
上智への愛を持ちながら、職務を果たす曄道学長に、上智大学の一番の魅力は何ですか、と尋ねると。
「この大学が魅力にあふれていることですね(笑)。強いて言うなら、人が素晴らしいこと。学生も教職員もみな素晴らしい。数字で表せない部分に魅力が詰まっていますね。」
「自分の大学がこんなに素晴らしいなんて、学外の人には言えませんよね(笑)。私は役職を務める中で、嫌な思いをしたことがないんです。それは素晴らしい人に囲まれているからですね。」
いやいや学長、そんなに褒めすぎると胡散臭くなりますよと心の中で思いつつ、実際に文章に書き起こすと案の定そんな感じに。悲しい!違うのです、読者の皆さん。本当に学長は上智を愛しているのですよ。それがこの文章だと伝わらないのが悲しい……。
「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」……謙虚な姿勢を持ち続ける学長のためにある表現な気がしてきます。

 

 


<学生に対して>
学生の印象もお聞きしました。
「素晴らしい学生ばかりです。会う学生はみな礼儀正しく、違和感のある態度をとるような人に出会ったことがありません。」
「『他者のために、他者とともに』を教育精神とする上智大学は、大人の大学です。なぜならば、その具現化に際して様々な解釈の仕方を許容しているから。学生たちには、将来に通じた可能性があり、どのような人間になるのか期待があります。」
これは……。こんな風に思っていただけているって知ったら色々頑張れそうな気がしてきます!!


2020年度は学生たちの更なる発展のために、学長主導の下、SPSF等新たな大学のシステムが実行される年です。
(※SPSF:英語による学位取得を目指すプログラム。なんじゃこりゃという方は、「SPSF 上智」で検索!横断的な共通のプラットフォーム上で、サスティナブルな考え方を育んでほしいというのが、学長の願いです。)
「教育は普遍的なものではありません。本質的な核の部分と変わるべき部分とがあります。これまでは計画段階でしたが、いよいよ実行する年となりました。」
と学長としての新年度の抱負を力強く語ってくださりました。



<学生へのメッセージ>
最後に、それぞれに新しいスタートを切る学生にお言葉をお願いすると。
「背伸びをして、その先を見てみること。そして自分の反対側、つまり居心地の悪い環境に身を置くことが大切です。それらを計画して実行するのです。」
これは、学長ご自身の経験に基づくアドバイスでもあるそうで、
「学生時代、保護者もいる中でさほど年齢の変わらない高校生に対し、監督ぶるという経験は貴重なものでした。背伸びをすると、その先を見てみるきっかけになります。」
「上智の国際性とは、語学力だけではありません。『どうかかわるか、という姿勢』もまた大切なことです。居心地の悪い環境に行って、自分の足りないところや立ち位置を見ることで、その姿勢を学んでほしいと思います。」



四ツ谷駅の赤坂口側から歩くと、上智大学全体を見渡すことができますよね。
「大学全体をここから見るたび、自分が上智大学の学長でいられることを感じることができ、嬉しくなるんですよ。」
そう語る曄道学長の目には、常に先を見据えながらも、見えない誰かをも含む包容力の温かさがありました。

(インタビュー後に撮った1枚。すっかり学長のファンになってしまいました……。「こんな素敵な人いないよ。盛りすぎ~」なんて思ったそこのあなた、お話ししたら秒でファンになりますよ、絶対に。またお会いしたいです……!)



私たち、上智大学学生記者クラブが出しているSophia topicsも、今回で100号を迎えることができました!!

自分の通う、上智大学でも、「え!そんな場所あったの」とか「それイマイチよくわからないんだよね〜」などといったこと、ありませんか?
私は以前、工事関係の方に14号館どこですかって聞かれてスマホで調べたけどよく分からなかったということがありました。非常に恥ずかしく、私は通りすがりのキャリアウーマンよ!って装いたくなりました。
もし記事を熟読していれば避けられた事態だったかもしれません。

正真正銘のソフィアンになるために必須の情報を、これからもたくさんお伝えしていきます!!上智大学の魅力をもっともっと発見していきましょう!